効率的な店舗用空き物件の探し方とコツ|不動産会社やネット以外でも掘り出し物件はたくさんあります!

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店舗を開業しようと考えている中で、物件探しは重要な作業です。物件の立地や店舗設計によって、開業後の売上が大きく左右されることもよくあります。

では、効率的に良い物件を探すにはどうすれば良いでしょうか?本記事では、効率的な店舗用空き物件の探し方やコツについてご紹介していきます。店舗探しに向けての必要知識を身に付けて、店舗開業に万全の体制で望みましょう。

株式会社TO(ティーオー)では、持続可能なお店のデザインを提供しています。お店の在り方を考え、物件探しや店舗デザインなどお客様に寄り添ったサポートを行っていきます。もし、悩みや不明点がありましたら、お気軽にご相談下さい。

空き物件探しに力を入れる重要性とは

空き物件探しに力を入れる重要性とは

店舗を開業する上で、空き物件探しは最も力を入れるべき要素の一つです。それは、立地によって集客率が大きく影響してくるためです。

近年では広告も発達し、インターネットやSNSなどでの集客があるため、立地には力を入れなくて大丈夫と考えている方もいるかもしれません。しかし、ネットやSNSなどでの集客したとしても、通いにくい店舗の場合、リピーターは生まれにくいです。様々な側面から立地の良し悪しを考慮し、慎重に選ぶ必要があります。

店舗用空き物件を探す手段

ここからは店舗用空き物件を探す手段についてご紹介していきます。

  • 不動産に直接相談する
  • デザイン会社や工務店に相談する
  • アプリやネットを使って探す
  • 未公開物件にアプローチする

主に4つの手段があり、それぞれによって特徴があります。それぞれ見ていきましょう。

不動産会社に相談する

店舗用空き物件を探す手段として、不動産会社に直接相談する方法があります。現代のようにインタ―ネットが普及していても、店舗用空き物件を探す方法の最前線は不動産屋さんです。具体的なコンセプトや資金計画が決まっていれば、その条件に合った店舗を紹介してくれます。

また、可能であれば複数の不動産会社の話を聞きましょう。不動産会社によって、方針や提供の仕方などが決まっています。そのため、自分に合った不動産サービスではない可能性もあるため、多くの不動産会社を比較して空き物件を探しましょう。

デザイン会社や工務店に相談する

店舗デザイン会社や工務店は多くの店舗出店に関わっているため、不動産会社、日本有線、ビールサーバーの会社など、独自のつながりで直接空き物件の情報を得ているところも多いです。中には、中な出回らない掘り出し物物件の情報もあります。

ただし、本業の設計や建築とは異なる業務のため、物件探しのみを依頼する際は手間賃がかかる場合があります。ただし、物件情報だけではなく、豊富な経験から様々なアドバイスもしてくれるので、総じてメリットがあるといえるでしょう。

もちろん、物件探しは私たちTOにもお気軽にご相談ください!

アプリやインターネットを使って探す

アプリやインターネットを使った、店舗用空き物件を探す方法もあります。インターネットでのサービスが普及して、不動産業もインターネットを取り入れています。特に、アプリは誰でも使いやすいように作られており、スマホ1つで空き物件を探せるのがメリットの1つです。空き物件を探す際に使えるアプリを1部ご紹介します。

  • SUUMO(スーモ)
  • HOME’S(ホームズ)
  • アットホーム
  • ニフティ不動産
  • イエプラ
  • ietty

上記のアプリは1部で、このほかのも多くの空き物件探しのアプリは数多く存在しています。多くの情報をスマホから探してみましょう。

未公開物件にアプローチする

店舗用空き物件の探し方として、未公開物件にアプローチする方法があります。未公開物件とは、一般的にインターネットや不動産が発信していない情報です。未公開物件が公開されない理由はさまざまですが、一部例をご紹介します。

  • 契約解除から時間が経っていないため、公開準備ができていない
  • 建築途中のため、まだ情報発信していない
  • 広告依頼をしなくても借り手が見つかる良い物件であるため

未公開物件情報を手に入れるコツは後ほどご紹介していきます。

店舗用空き物件の探し方のコツ

店舗用空き物件の探し方のコツ

ここでは、店舗用空き物件の探し方のコツについてご紹介していきます。

  • コンセプトとターゲットをより明確に決めておく
  • 営業担当者や店舗オーナーと仲良くなる
  • 実際に現地調査を行う

探し方にはコツがあり、上手く活用するとより質の高い物件を見つけられます。これから空き物件を探そうとしている方は、この項目をぜひ参考にしてみてください。

コンセプトとターゲットをより明確に決めておく

店舗用空き物件の探すコツとして、事前にコンセプトやターゲットを明確に決めておきましょう。店舗出店には良い立地も必要ですが、立地がサービスのコンセプトやターゲットに合っていなければ意味がありません。

例えば、20代に向けたオシャレな飲食店を開業するのに、中高年の方が多い住宅街付近に出店するなどです。このように、お客様のニーズとコンセプトが合っていなければ、いくら良い立地でも売上は上がりません。もし、今コンセプトやターゲットが明確になっていなければ、空き物件を探す前に決めておきましょう。

営業担当者や店舗オーナーと仲良くなる

不動産会社の営業担当や店舗オーナーと仲良くなっておくのも、店舗用空き物件を探すコツの1つと言えると思います。

不動産会社の営業担当は、他の店舗を探している方への対応も行わなくてはいけません。そのため、相談者の態度が悪かったり、なかなか打ち合わせが進まなかったりすると、見込み客から外されてしまう場合があります。営業担当から質の高いサービスを受けたいのであれば、丁寧な対応で仲を深めておきましょう。

また、店舗オーナーの場合、仲良くなっておくと、未公開物件の情報を提供してもらえる可能性があります。これから広告依頼をかけようとする物件を誰よりも早く入手できるため、より空き物件探しの枠が広がります。

実際に現地調査を行う

空き物件の候補を絞られたら、実際に現地調査へ行きましょう。写真や文字では、立地や店舗の情報をすべて得ることはできません。そのため、実際の店舗とのギャップがあり、集客や売上が上がらないリスクが高いです。

また、空き物件の周辺の通行人の多さや年代などを調査しておくとよいでしょう。自分のコンセプトやターゲットなどに合っているか照らし合わせ、より質の高い情報を手に入れましょう。

店舗用空き物件探しの注意点

店舗用空き物件探しの注意点

店舗用空き物件を探す際の注意点についてご紹介していきます。

  • 資金計画の範囲を超えた空き物件を探す
  • ネット情報を信じ過ぎない
  • 未公開物件を意識しすぎない

空き物件を探す際には、上記の3つの注意点を踏まえましょう。それぞれ詳しく解説していきます。

資金計画の範囲を超えた空き物件を探さない

店舗用空き物件を探す際には、資金計画に沿った空き物件を探しましょう。売上を上げるためには、良い立地を見つける必要がありますが、資金計画の範囲を超えての物件を探すのは、おすすめできません。

無理して空き物件を借りると、開業後の売上が上がらない場合であれば、すぐに閉店に追い込まれてします可能性もあります。

また、店舗物件を借りる際、初期費用として「敷金」「礼金」「保証金」などが必要です。特に、保証金は家賃の3~6ヶ月分の費用がかかる場合がおおいため、資金計画に沿った物件を探しましょう。

ネット情報を信じ過ぎない

インターネットの情報を信じ過ぎてしまうのも注意です。インターネットの物件情報は、スマホ1つで調べられる便利なツールです。しかし、中にはネット上とは異なった情報を提示している場合があります。

また、インターネット上の詐欺情報など、信憑性や正確性がない情報が混ざっている可能性もゼロではありません。ネット上で見つけた情報は、掲載している不動産会社や店舗オーナーに直接連絡して情報の根拠を集めるように心掛けましょう。

未公開物件を意識しすぎない

空き物件を探している中で、未公開物件を意識しすぎてしまうので注意しましょう。未公開物件は、少数の方しか知らないため、空き物件を探している方にはかなり有益な情報です。

しかし、注意点として、必ずしも未公開物件は全て優良物件ではありません。未公開物件を紹介されると、つい早く契約しようとする心理が働くため、まず自分のコンセプトに合っているか確認しましょう。

また、他の物件とも比較して、どれが自分の希望する物件なのか見極めるてから契約する必要があるため、未公開物件を意識しすぎないように心掛けましょう。

最高の空き物件を見つけて開業しよう

立地の良い空き物件を探すには

より立地の良い空き物件を探すには、さまざまな方法があります。その中でも、まずは自分のコンセプトやターゲットを明確にしておくと探しやすいです。

本記事では、効率的な店舗用空き物件の探し方やコツについてご紹介していきました。これから、店舗用空き物件を探される方は、より自分の希望に合う店舗を契約して開業しましょう。そして、売り上げを上げて、持続可能なお店づくりを行いましょう。

株式会社TO(ティーオー)は、飲食店や事務所などのデザインを得意とする店舗デザイン設計事務所です。店舗デザインはもちろん、物件探しの段階から内覧に同行しサポートします。店舗開業に向けての悩みや不安がありましたら、お気軽にご相談ください。皆様からのご連絡心よりお待ちしております。

飲食店の物件探しに関しましてはこちらの記事でより詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。