焼肉店を開業する流れ|資金調達、仕入先、必要な資格と許認可などについてわかりやすく解説します

障子建具 店舗独立開業のポイント
店舗独立開業のポイント
「焼肉店の開業方法を知りたい」
「焼肉店の開業で必要な資格と許可はあるの?」

このように、焼肉店の開業の手順を知りたいと思っていないでしょうか。焼肉店の開業はかんたんそうにみえますが、資金調達や仕入れ先探し、資格の取得、許認可を得たりとやることは多いです。

開業前にすべきことを把握しないで進めてしまうと、抜けや漏れが発生して、開業できない可能性があります。そこで、この記事では、焼肉店を開業する手順を詳しく解説していきます。適切な手順を踏んでスムーズに開業するためにも、この記事を最後までお読みください。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください

焼肉店を開業するのに必要な許可・届出・資格とは?

焼肉店の開業

焼肉店を開業するにあたり、必要な許可・届出・資格は多岐にわたります。以下を参考にして、抜けがないように提出や取得をしてください。

飲食店営業許可(店舗が完成する10日ほど前まで)
→管轄の保健所
食品衛生管理者
→食品衛生協会
→調理師免許や栄養士の資格を保有していない場合
防火管理者選任届(店舗の開業前まで)
防火対象設備使用開始届(内装工事を始める7日前まで)
火を使用する設備等の設置届(火を使用する設備を設置する前に)
→管轄の消防署
→防火管理者選任届は収容人数が30人以下の店舗では申請する必要はありません
深夜酒類提供飲食店営業開始届出書(営業開始10日前まで)
→警察署
→深夜12時以降にお酒を提供する場合のみ
個人事業の開廃業届書=開業届(開業から1ヶ月以内)
青色申告承認申請書(開業から2ヶ月以内)
→税務署
→開業届は店舗の住所の管轄税務署へ提出
→確定申告は青色と白色があり、青色は節税効果が高い
労災保険の加入手続き(雇用した日の翌日から10日以内)
→労働基準監督署
→従業員を1人以上雇用する際は必ず加入する
雇用保険の加入手続き(従業員を雇った翌日から10日以内)
→公共職業安定所
→以下の条件の両方を満たしている場合
・1週間の労働時間が合計20時間以上
・31日以上継続して雇用される見込みがある
社会保険の加入手続き(加入義務の発生から5日以内)
→年金事務所
→法人の加入は強制ですが個人経営の加入は任意

焼肉店を開業する7つの手順

焼肉店を開業する7つの手順

焼肉店をスムーズに開業する7手順を紹介します。抜けや漏れを防ぐためにも、参考にしてみてください。

①焼肉店のコンセプト・戦略を決める

焼肉店の開業を決めたら、まずすることはコンセプト・戦略決めです。ターゲット層を決めると、提供価格や営業の時間帯、出店立地、店舗の内装を決めやすくなります。コンセプト・戦略を決めないで開業すると、開業後に集客や売上の獲得に苦しむ可能性が高いです。

コンセプト・戦略が決まらない場合は、飲食店のコンセプト決めで頻繁に使用される5W2H(何を、誰に、どこで、いつ、いくらで、どのように、なぜ)を活用して考えてみてください。

②開業・運転資金の見積もり

開業・運転資金の見積もり

開業・営業には多額の資金がかかります。事前に見積もりをしておくことで、資金調達をする際に交渉しやすくなるでしょう。焼肉店の開業・運転にかかる資金は以下が挙げられます。

・物件取得費(仲介費や保証金など)
・内装工事費(ダクト・給排気工事やロースターの設置など)
・厨房設備費(業務用冷蔵庫・冷凍庫やシンク、コンロ、調理台など)
・広告費(チラシやホームページの作成費用など)
・備品・消耗品費(レジや食器、パソコン、ユニフォームなど)
・人件費(開業前の人件費)

開業後はクレジットカードの決済が考えられるため、余裕をもった資金の見積もりで考えるといいでしょう。

③銀行などから資金調達

見積もった資金をもとにいくらの融資が必要かを求めてください。必要な融資額が決まったら、金融機関などと交渉します。資金調達の方法は以下が挙げられます。

・銀行融資
・日本政策金融公庫
・信用金庫
・クラウドファンディング

金利が最も安いのは日本政策金融公庫です。個人の開業では、日本政策金融公庫の利用が最適でしょう。地元との繋がりを作るのであれば、信用金庫との協調融資も検討してみてください。

④物件の選定・契約

物件の選定・契約

物件は焼肉店の集客と売上を左右する重要なポイントです。しかし、高い家賃で赤字になってしまっては意味がありません。物件取得の予算と毎月の予測売上を考慮して物件の選定をするようにしましょう。

開業費用を抑えたい場合は、焼肉店の居抜きを探してみてください。内装費用を大きく削減できます。居抜き物件は少ないため、時間に余裕を持って探してみてください。

⑤内装工事

内装工事

物件が決まったら内装工事の依頼をしましょう。内装はデザイン設計事務所に依頼することで、効率的でコンセプトにあった内装を提案してくれます。内装工事業者がつかまらない可能性も考えられるため、時間に余裕を持って依頼するといいでしょう。

⑥仕入れ先の選定

仕入れ先の選定

焼肉店は基本的に卸業者と取引をします。卸業者によって肉の質にバラツキがあるため、コンセプトに合う卸業者を探すようにしてください。開業後に余裕が出てきたら、酪農家などとの直接取引を考えるといいでしょう。

⑦必要な資格の許可・取得

必要な資格の許可・取得

焼肉店で必要な資格や許可、届出は期日がバラバラなため、遅れないようにスケジュール管理をしましょう。資格や許可を取らず営業すると罰則や罰金の対象となるので注意が必要です。

まとめ:手順に沿って抜けや漏れがない開業をしましょう

焼肉店の開業までにしなければならないこと

焼肉店の開業までにしなければならないことは多くあります。抜けや漏れが発生しやすいため、手順を把握して進めるといいでしょう。焼肉店の開業で悩んでいる場合は、弊社TOまでご相談ください。

私たち株式会社TOは、施主様と徹底的に向き合い、持続可能な長く続くお店づくりをミッションとしています。私たちがデザインした飲食店の生存率と受賞歴はこちらからご参照ください。