飲食店に行くとよく見かける「ロゴ」ロゴは毎日どこかで見かけるものであり、皆さんも実は無意識にロゴで覚えている店舗が沢山あると思います。
「ロゴ」は、お店を認識してもらうためにとても重要な役割を担っています。今回は一目で多くの人を惹きつけるロゴ作成のポイントをご紹介していきます。「ロゴを作成してお店の認知度をあげたい!」と考えている方はぜひ最後までご覧ください。
飲食店にロゴが必要なわけとは?
まず、ロゴはなぜ必要なのでしょうか?ロゴはお店の第一印象とも言えます。お店を選ぶときにお客様は看板を見てから入店します。そこで人はロゴから自然と店の雰囲気を感じとり、第一印象を決めます。
そして、ロゴを作成するためにカギとなるものがブランディングです。では、ブランディングとはどういう意味なのでしょうか?次にブランディングとは何かを説明していきます。
ブランディングってなに?
ブランディングの定義は、店舗をブランド化するために形作る活動のことです。店のブランド価値を高め、ほかの店舗と区別をつけてお客様に認識してもらうことができます。
飲食店に当てはめると、ターゲットとなるお客様にお店のコンセプトやメッセージを、視覚的な情報として伝えることです。そのために、看板やメニュー、インテリアなどに、ロゴや統一のフォント、テーマカラーなどを用いて統一感をもたせます。
飲食店のロゴ作成のポイント
店舗のコンセプトを決める
まずロゴを制作をするにあたり、1番重要になるのがコンセプトです。コンセプトとは、お店の軸となるものです。店舗設計のコンセプトをもとに、ロゴ作成を行うことでお客様に伝わりやすく、覚えていただけます。店舗のコンセプトの決め方に関しては、こちらの記事で詳しく解説しております。こちらの記事も是非ご参照下さい。
デザインに意味を持たせる
次にロゴで欠かせないのがデザインです。デザインはお店に対しての「想い」が伝わるかどうかが重要です。様々な思いを込めた意味や由来を持たせることで「ここにしかないお店」として確立していくことができます。お客様も意味が込められているロゴを見たときに意味を読み解こうとするため、そこから覚えていただけることが多いです。
【多くの人を惹きつけるロゴデザインのポイント3選!】
店舗のシンボルを決める
では、実際にロゴデザインで多くの人を惹きつけるためにはどうしたらよいのでしょうか?今から3つのポイントを紹介していきます。
先ほど説明したコンセプトをもとに由来や意味が伝わりやすくなるようにシンボルを決めてみましょう!例えば、カフェの場合…マグカップやコーヒーなどがあげられます。業態ごとにシンボルとなるものが異なるため、そのお店が連想しやすいものや売りとなるものをシンボルとすることがオススメです!
さらにコンセプトに“落ち着く”というキーワードがあった場合、葉っぱのマークとあわせてみたりすると意味が通じやすくなります。このようにシンボルを決めることでより相手に伝わりやすくなります。
店舗のテーマカラーを決める
次に重要となるものはカラーです。色は、人の視覚で真っ先に認識するものです。そのためコンセプトやイメージに合わせたお店のテーマカラーを決め、ロゴに取り入れてみましょう!飲食店に関してはコチラの記事で色調について詳しく解説しております。こちらも合わせてご参照下さい。
店舗のコンセプトに合わせたスタイルを選ぶ
次に重要となるものはスタイルです。字体や絵のスタイルによって印象がだいぶ変わります。細目の字体を選ぶとスタイリッシュなイメージになり、逆に太目の字体にするとポップなイメージになります。
ロゴはなるべく基本コンセプトに沿うものを選びましょう。以上のポイントを抑えて作成したロゴは、よくユニフォームや食器類、メニュー、看板などに使われることが多いです。
ロゴをインテリアに取り入れる方法
さらに、ロゴを用いて認知度を上げるためには目に入りやすいインテリアに取り入れることがおすすめです!お店を経営し続けていく中で店舗のコンセプトに基づいた一貫性が重要となります。
その一つの手段として、ロゴをインテリアに取り入れることがあげられます。では、実際にどのような方法があるのでしょうか?ロゴをインテリアに取り入れる方法を5つご紹介していきます。
店舗に合わせてネオン管を取り入れる方法
まず1つ目にネオン管です。ネオン管はよくカフェやバーなどに用いることが多いです。主に看板や外観の目立たせたい部分に設置されます。最近では、お店のインテリアとしてロゴマークのネオン管を店内の壁や窓の付近に飾られていることが増えています。店の雰囲気に合わせて設置してみるのもよいでしょう。
暖簾で外から目を引く方法
暖簾はよく居酒屋などに用いられることが多いです。暖簾のデザインにロゴを取り入れることで外からの人に目を引く効果があります。ぜひ、看板効果もあるため取り入れてみてください。
さりげなくパーテーションに取り入れる方法
パーテーションとは空間を仕切るもののことです。パーテーションはよく個室の仕切りやトイレ付近などに用いること多いです。素材は布やガラス、ビーズなど様々ですが、ここにロゴ用いることで「よく見るとロゴなんだ!」と自然と認知させる効果が期待されます。良ければ活用してみてください。
店内の壁に取り入れる方法
壁は、内壁、外壁どちらでもロゴを用いることが可能です。壁のデザインはシンプルなものからカラーやレンガ素材など様々あるため、お店のイメージとロゴに合うものを選びましょう!最近ではロゴの入った壁と一緒に写真を撮る人も多いため、より多くの人にロゴでお店を知ってもらえるチャンスにつながります。
入り口やトイレの床に取り入れる方法
床にロゴを取り入れてみましょう!特に入口付近や、トイレの中の床などがおすすめです!タイルでロゴを表現するなど床素材の再現方法も様々です。あらゆる場面でロゴを取り入れて、認知してもらう機会を増やしてみましょう!
【さいごに】
今回は一目で多くの人を惹きつけるロゴ作成のポイントについてご紹介しました。インテリアにロゴを積極的に用いてお店の認知度を上げていきましょう!
我々株式会社TO(ティーオー)は、店舗の内装を得意とするデザイン事務所です。お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。
弊社ではこれまでも飲食店のブランディングのご依頼も多数頂いております。ブランディングをお考えのお客様はぜひお気軽にご相談ください!皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。