“インスタ映え“という言葉を皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう。その名の通り、写真や動画を投稿するSNS「Instagram」で見栄えのする写真のことを指します。
昨今においてSNSは、店舗運営側にとっても宣伝・集客の大切な要素となってきているといっても過言ではないでしょう。そこで本記事では、SNSと飲食店の店舗デザインの関係性について解説して行きます。
株式会社TOは店舗デザイン設計を得意とするデザイン設計事務所です。弊社のこれまでの施工事例はこちらのページで掲載しております。ぜひこちらもご覧ください。
店舗の内装が料理に及ぼす影響
店舗デザインが料理の味の印象を変える
消費者が受ける商品の味の印象は、商品そのものだけでなく、店舗デザインによる視覚効果によっても変化します。人間は五感を使って情報を取得します。情報収集の際に味覚が占める割合は1%なのに対し、視覚が占める割合は80%以上あると言われています。人が食事をおいしいと感じるには、単に料理の味だけでなく、視覚が大きく影響していると言えるでしょう。
店舗デザインが良ければ人の記憶に残りやすい
「最近食べた中で特においしかった食事は何ですか?」と問われたら、あなたはどんな食事を想像するでしょうか。こう聞かれると、人は頭の中の記憶を辿って、一番印象に残ったものを答えることが多いです。
そして次に「では何故その食事がおいしかったのですか?」と問われると、料理に関してだけではなく、料理を食べた時の感動や驚きなど、感情を含めた状況を答える場合が多いことが分かっています。この時の感情を動かすのに店舗デザインは大きな役割を果たしているといえるでしょう
インスタ映えの最大の効果は「宣伝」
インスタ映え(写真映え)する店舗設計をする最大のメリットは、集客力が向上することにあります。SNSが日常の一部となった現代では、お客様がSNS上にアップする写真は、宣伝・集客効果が期待できるものとなっています。このような時代において、写真映えする商品・サービス・空間を提供すことは店舗デザインをしていく上で、十分考慮する対象になります。
インスタ映えのための店舗デザインのポイント
ここではインスタ映えするためのヒントを2つご紹介します。それぞれのポイントを抑えて、店舗デザイン設計の際に考慮してみましょう。ただし、写真映えばかりを重視して、店舗のコンセプトにそぐわないものを設置して、お店の雰囲気やコンセプトを壊してしまわないように注意しましょう。
あくまで「写真映え」は考慮すべき要素の一つという程度と考えています。流行を追いかけることはビジネスをしてく上で確かに大切ですが、いっときの流行に流されすぎないようにしましょう。
商品・サービスと内装の雰囲気を統一する
基本ですがもっとも大切な要素です。提供する商品・サービスとマッチした内装は、商品の為に来店した客を心地よくさせます。極端な例ですが、イタリアンを提供する飲食店で店内が中華風ではどうでしょうか。チグハグな雰囲気は写真を通しても伝わってしまいます。
写真撮影が上手くいく照明の配置
見落とされがちですが、照明設計は特にインスタ映えするためには重要です。自撮りや料理などの物撮りをする際、逆光になっていると映えない写真となり、投稿してもらえません。
照明の配置を後で変えるのは多額の費用がかかりますので、最初の店舗デザイン設計の時点から、照明はとくに注意して設置するようにしましょう。こちらの記事で詳しく解説しております。こちらも合わせてご参照下さい。
まとめ
特に、SNSや口コミの影響を受けやすい飲食店や若者が集まるカフェなどでは、インスタ映えを意識した店舗デザインは十分考慮する要素になります。店舗デザインに関してお見積りやご不明点等ございましたら、是非一度我々にご相談ください。
株式会社TO(ティーオー)は、内装を得意とするデザイン事務所です。お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。ご相談いただくお客様の中には、店舗デザインに関わったことがない方も多くいらっしゃいますので、初めて店舗デザインについて考える方も安心してご連絡下さい。
店舗デザインが固まっていない場合でも、お客様とコミュニケーションをとりつつお客様にあったデザインを提案させていただきます。また、その他店舗デザインを設計するコツは、こちらの記事で詳しく解説しております。こちらも合わせてご参照下さい。